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2009/11/29

duvel.jpg
はい、現在ベルギービールのデュベルを飲みつつ記事を書いております。

11月27日に稀なる体験をした。あの「幻のビール」、ウェストフレテレンを飲んだのである。
ウェストフレテレンExtra8
どこぞの同人STG作家さんも世界一のビールと言っていたビールである。
まあ、あの方が飲んだのはabt12であったが。
そして28日は恐ろしく美味しい紅茶のダージリンを飲むことになる。その経緯を語ろう。
(いや語ることのほどでもない。ただの酒飲み&茶飲みの日記である)

まず、11月27日に皇室の名宝展の後期に行ったのである。
前期で若冲と明治の帝室技芸員の傑作に気を良くして、後期にも望んだわけだ。
まあ東方星蓮船のプレイ画面右に表示される、黄金瑠璃鈿背十二稜鏡の実物を見たいというのもあった。
以下比較画像。(なお写真は図冊のカラー絵を写真に収めたものです)
星蓮船の十二稜鏡の比較
黄金瑠璃鈿背十二稜鏡は緑色にきらきらと輝く小さな鏡で、人によってはお菓子のように見えたかもしれない。
予想したものとは違った。
他にも、安宅切本和漢朗詠集の仮名の美しさに惚れ惚れとしたり、日本刀の鶴丸に見とれ若狭正宗の豪放な姿に驚き、
小野東風の変貌っぷりにびっくりし、狩野常信の糸桜図屏風の出来栄えに舌を巻く、という月並みな体験だった
(欲しいと思ったのは銀薫炉)

そんな体験のあと、上野の町をうろうろしていて、気まぐれで入った店に、
ウェストフレテレンが置いてあったのである。
もうびっくり。
シントシクスタス修道院でごく僅かにしか生産されず、日本にもほとんど入ってこない幻のビールが
上野の飲み屋においてあるという! しかもちゃんとした輸入業者を使った品。うーむ。
ウェストフレテレンExtra8

ウェストフレテレンのグラスがなかったので、ウェストマーレのグラスなのがちと惜しい。
味はというと、このウェストフレテレンのレシピを使って民間で作っているベルナルデュスに確かに味は近い。
近いが、ウェストフレテレンの方がしっかりした味わいになっている気がする。
もちろん美味しい。ちなみにこのウェストフレテレンが置いてある店は教えません。
自分が飲みたいときになくなってたらいやじゃん? 探してみてください。
ちなみに330mlで4~5千円ぐらいします!


そして、その後、家でフルムーンビールを飲む。
こちらは満月仕込み(満月の日にしか醸造しない)というかなり「ルナティック」なビールで、
レミリア・スカーレットか蓬莱山輝夜あたりが痛飲してもおかしくないみょんなビールである。
フルムーンビール
ま、味はさわやかな普通の地ビールという感じなんですが。

 そして翌日は福間洸太朗氏のピアノリサイタルに行き、
ベートーヴェンのピアノソナタ31番におおいに感動するのだが、その後がまた、ビール三昧である。

 元祖ピルスナーである、チェコのピルスナー・ウルケルやベルギーのデリリウム・トレメンスにイタリアのモレッティ。
さらにチェコのバドヴァー(正統なバドヴァイザー)。
ピルスナーウルケルとバドヴァーはとにかくビールのラヴェルが豪華だ。チェコの威信が感じられる。
 そして肴はこれまた幻のチーズ、岡山や吉田牧場のカチョカバロチーズ。
そしてデザートはチョココンクールで世界一に輝いたプチ・ジャン・ドゥ・ブリュッセルのビターチョコ。
もう素晴らしいというか、ぶらぶら歩いていて、たまたま入った店がこんな店なのだから、
地方都市は侮れない。ちなみにこの店はこちら

 そして、この日の嗜好品暴飲巡りはこれで終わらない。
酒をしこたま飲んだ酔いを醒ましにふらっと駅近くのカフェに入ったら、
なんとその店が日本紅茶協会認定「おいしい紅茶の店」だったという。
そしてここの紅茶のちゃんとマスカットの香りがするダージリンに惚れ惚れした。
もちろんミントのような香りのするウバ、スモーキーな味わいがする元祖紅茶キーマンにも。
仲間と世界三大紅茶飲みくらべ戦争が始まる。さらにガレットのムースも実に美味い。
大宮周辺に住んでいる人は、知っていて損はないだろう。店の名はSablier TEA 大宮駅内ルミネ2F
 (以下は飲み屋で飲んだビールとカフェで飲んだ紅茶)
ビールと紅茶

というわけで、皇室の名宝に、ビールに、ピアノ芸術に、ビールに、世界三大紅茶と大いに嗜好品三昧の生活。
酔狂といか酒狂である。以下に最近飲んだものを並べて、幕としよう。(読み返すたびに酷い記事だと思う)

シント系

横倒しのウェストフレルテンExtra8を見下ろす、ベルナルデュス・クリスマスの不気味な坊さん。
そして親分を囲む小坊主(ペーターとかトリペル)達の妖しげな目。
これはウェストフレテレンがあんなことやこんなことされてる放送禁止画像なんじゃあるまいか!

ビール系

真ん中でぶっ倒されているピルスナー・ウルケル。
世界のビール戦争の勇者に対し他のビールが折檻を加えているようです。
幻覚を使うピンクの象とルナティックな月のパワーを持つフルムーンビールの前にウルケルはなす術がないようだ。


……というわけで(?) ビールはやっぱり美味い! そして紅茶もやっぱり美味い! 
まだまだ極めねばらなぬと思うところ。え?東方の話題は??  
うーーーん、東方を酒飲んでプレイすると楽しいよって、ことくらいかな?
例えばこれ。


その次にこれ。



さらにこれ。


私はニコニコ動画に上がった動画はそこそこは見ているんだが、
東方関連の動画で言葉どおり腹筋が壊れるかと思うほど笑った動画は、全て軍師ミノル氏の脳みそ縛り実況動画である。
これはすごい動画ですよ。
プレイヤーの人格と性格と家族構成とプレイヤースキルと東方に対する知識と他者とのコミュニケーション能力のレベルと……
さまざまな要因が絶妙に絡んでこのような奇跡的な動画を生み出し続けているのだ。
橙に泣き出すとか、風神録でお母さんがキントウンの差し入れを持ってくるとか、
地霊殿でまさかの異形化とか、
もう普通の実況プレイヤーならどう逆立ちしても実現できない驚愕の展開がまっている。
うん。やはり酒を飲んで東方をプレイするのは至極正しかったのだ。

これが今夜の結論だよ。(いいのかなあこんなんで……)
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