儚月抄SSの2話を上げてみる
カテゴリ:東方儚月抄
2010/02/02
東方儚月抄の二次創作作品、『月々抄 ~ Impeccable Night.』の2話目
第一夜 青より藍く赤より紅い宴 ~ Implausible Night.
をアップしました。(リンクの「書庫」からも入れます)
なぜβ版かというと、誤字脱字構文そのほかの修正を入れる予定だからです。
月々抄は、ただ自分が楽しみたいだけの個人的動機に基づく創作物なので、
一般読者の方が共感するかどうかはわかりません。
内容的には、基本的に原作と一切矛盾しないようになっているようです。
原作と一致していなかったら、多分私の誤りです。オモイカネディバイスが欲しいです。
・2話の語り手、永琳は「天才」というイメージではありません。
・妖夢の設定はどうみても余計な設定に見えます。
・満月の夜に月の都の結界に穴が空くという設定を潰したら色々拙いんじゃね?
・そもそも読みにくい……
・続くのかこれ?
……とまあさまざまなレベルで反感を買うこと必定です。
(もっとも恐れるのは、うっかり忘れていた原作の舞台設定なりキャラ設定を意識せずに
裏切っている箇所があるということ。
意識して二次設定として変えた場所なら良いんですが、そうでないならただのバグなので除去せねばならない)
一番ありそうな展開は新作の展開で設定がさらに変わることですが、
例えば、もし今後公式で永琳の使者殺しの件が明確に解決するようなことがあるなら、
そちらの方が喜ばしいことなのは当然です。期待しましょう。
……
さて、月々抄の簡単な説明でも。
これは「抄(抜書き)」というには大きいのですが、原作の小説に倣って、
各話に一人語り手を配して進行する、小話集になる予定のようです。
タイトルは枕草子の
「冬はつとめて 雪の降りたるはいふべきにもあらず
霜のいと白きもまたさらでもいと寒きに火など急ぎ熾して炭もて渡るもいとつきづきし」
から取っているようです。妖々夢と対比させる気まんまん……に見えてそんなことはなさそう。
各話は夜明けと夜が交互に来ます。例えば、第三夜は6話目になります。
なにやら30話近くあるのだが……本当に続くのだろうか? 全てはレミリアが操る運命次第。
夜明け1 眠れる玉の林の乙女
「玉の林」=「琳」、つまり永琳でしょう。そして竹林でもある。
原作小説では霊夢視点の話はないのですが、霊夢ならこう、怒りっぽく忘れっぽい雰囲気に、
さまざまな物事への理解の錯誤が混じりあった文体になっているようです。
え? 作者の物事への理解の錯誤がそのまま反映されているだけじゃないか?
作者と霊夢が同じような人間だと仮定すれば、何の問題もないのです(強弁)
輝夜がそうとう能弁で難しいことを言ってるのが気になります。原作では平易なことしか言ってなかったのに。
第一夜 青より藍く赤より紅い宴
藍より青し、とは良く言うが、青より藍が「あおい」ということはあるのだろうか?
日本語としては、古代の「あを」より現代の「あお」の方がより鮮明ということはあるだろう。
「あを=青」と「あわ=淡」は同語源で、古代日本語では彩度の高い色全般を「あか」といい、
彩度の低い色を「あを」と呼んだんではないか、という説をさるサイトで読んだことがあります。
学問の部屋のオーストロネシア(AN)語と日本語の基礎語彙比較 (その7)
この学問の部屋という言語学サイト、端的に言って大変面白い。オススメです。
各話のタイトルは有って無いようなもの、おまけに東方風を狙っているけどあまり東方風じゃない、といういかがわしいものです。
なんちゃってBGMタイトルはもっといかがわしい。副題は英語的に正しいのかすら怪しい。
でもOriental Englishはこういうものだ、ということにしておきましょう。うんそれがいい。
第一夜、ひたすら永琳がやらかしてます。永琳無双。
本当は、26話目とか28話目とかに書かれるべき衝撃の事実が、割とあっさり2話目で明かされてます。
さて、まだ草稿状態の3話目はフランドールが語る儚月抄、という感じになるはずです。
うん、あまり儚月抄は関係なさそうだけど、多分ほとんど関係ない話になりそう。
追記:2月3日
このSSの基本的なスタンスは、「偶然なんて何一つない」ような解釈(妄想)で儚月抄を肉付けしていくことのようです。
作中で「あれ? こんな設定あったっけ?」と感じる場所があれば、多分勝手に拵えられた二次設定です。
特に
・原作の小説最終話で、永琳がなぜ紫が差し出した月の酒にあんなにも驚いたのか?
に関するピタリと来る解釈がこれです。
これだと綺麗に落ちるかなと。
・輝夜は小説最終話で、霊夢になぜあんなことを言ったのか?
・なぜ輝夜は蓬莱の薬を飲んだのか?
・妹紅の話に出てきた石長姫はなんだったのか?
・綿月姉妹はいつまでも輝夜・永琳を捕まえずにいられるのはなぜか?
・なぜ永琳は蓬莱の薬を飲んだのか?
ここら辺の解釈はいかようにもできそうですが、どうせなら石長姫・綿月姉妹・輝夜を同列に扱うのがもっとも真っ当なのでしょう。
というのも、原作の竹取物語のエピソードが色々生かせそうだからです。
・妹紅が石長姫に会いに行くという話はどうなったのか?
これがある意味儚月抄最大の問題。いずれ別エピソードが公式に来そう。
第一夜 青より藍く赤より紅い宴 ~ Implausible Night.
をアップしました。(リンクの「書庫」からも入れます)
なぜβ版かというと、誤字脱字構文そのほかの修正を入れる予定だからです。
月々抄は、ただ自分が楽しみたいだけの個人的動機に基づく創作物なので、
一般読者の方が共感するかどうかはわかりません。
内容的には、基本的に原作と一切矛盾しないようになっているようです。
原作と一致していなかったら、多分私の誤りです。オモイカネディバイスが欲しいです。
・2話の語り手、永琳は「天才」というイメージではありません。
・妖夢の設定はどうみても余計な設定に見えます。
・満月の夜に月の都の結界に穴が空くという設定を潰したら色々拙いんじゃね?
・そもそも読みにくい……
・続くのかこれ?
……とまあさまざまなレベルで反感を買うこと必定です。
(もっとも恐れるのは、うっかり忘れていた原作の舞台設定なりキャラ設定を意識せずに
裏切っている箇所があるということ。
意識して二次設定として変えた場所なら良いんですが、そうでないならただのバグなので除去せねばならない)
一番ありそうな展開は新作の展開で設定がさらに変わることですが、
例えば、もし今後公式で永琳の使者殺しの件が明確に解決するようなことがあるなら、
そちらの方が喜ばしいことなのは当然です。期待しましょう。
……
さて、月々抄の簡単な説明でも。
これは「抄(抜書き)」というには大きいのですが、原作の小説に倣って、
各話に一人語り手を配して進行する、小話集になる予定のようです。
タイトルは枕草子の
「冬はつとめて 雪の降りたるはいふべきにもあらず
霜のいと白きもまたさらでもいと寒きに火など急ぎ熾して炭もて渡るもいとつきづきし」
から取っているようです。妖々夢と対比させる気まんまん……に見えてそんなことはなさそう。
各話は夜明けと夜が交互に来ます。例えば、第三夜は6話目になります。
なにやら30話近くあるのだが……本当に続くのだろうか? 全てはレミリアが操る運命次第。
夜明け1 眠れる玉の林の乙女
「玉の林」=「琳」、つまり永琳でしょう。そして竹林でもある。
原作小説では霊夢視点の話はないのですが、霊夢ならこう、怒りっぽく忘れっぽい雰囲気に、
さまざまな物事への理解の錯誤が混じりあった文体になっているようです。
え? 作者の物事への理解の錯誤がそのまま反映されているだけじゃないか?
作者と霊夢が同じような人間だと仮定すれば、何の問題もないのです(強弁)
輝夜がそうとう能弁で難しいことを言ってるのが気になります。原作では平易なことしか言ってなかったのに。
第一夜 青より藍く赤より紅い宴
藍より青し、とは良く言うが、青より藍が「あおい」ということはあるのだろうか?
日本語としては、古代の「あを」より現代の「あお」の方がより鮮明ということはあるだろう。
「あを=青」と「あわ=淡」は同語源で、古代日本語では彩度の高い色全般を「あか」といい、
彩度の低い色を「あを」と呼んだんではないか、という説をさるサイトで読んだことがあります。
学問の部屋のオーストロネシア(AN)語と日本語の基礎語彙比較 (その7)
この学問の部屋という言語学サイト、端的に言って大変面白い。オススメです。
各話のタイトルは有って無いようなもの、おまけに東方風を狙っているけどあまり東方風じゃない、といういかがわしいものです。
なんちゃってBGMタイトルはもっといかがわしい。副題は英語的に正しいのかすら怪しい。
でもOriental Englishはこういうものだ、ということにしておきましょう。うんそれがいい。
第一夜、ひたすら永琳がやらかしてます。永琳無双。
本当は、26話目とか28話目とかに書かれるべき衝撃の事実が、割とあっさり2話目で明かされてます。
さて、まだ草稿状態の3話目はフランドールが語る儚月抄、という感じになるはずです。
うん、あまり儚月抄は関係なさそうだけど、多分ほとんど関係ない話になりそう。
追記:2月3日
このSSの基本的なスタンスは、「偶然なんて何一つない」ような解釈(妄想)で儚月抄を肉付けしていくことのようです。
作中で「あれ? こんな設定あったっけ?」と感じる場所があれば、多分勝手に拵えられた二次設定です。
特に
・原作の小説最終話で、永琳がなぜ紫が差し出した月の酒にあんなにも驚いたのか?
に関するピタリと来る解釈がこれです。
これだと綺麗に落ちるかなと。
・輝夜は小説最終話で、霊夢になぜあんなことを言ったのか?
・なぜ輝夜は蓬莱の薬を飲んだのか?
・妹紅の話に出てきた石長姫はなんだったのか?
・綿月姉妹はいつまでも輝夜・永琳を捕まえずにいられるのはなぜか?
・なぜ永琳は蓬莱の薬を飲んだのか?
ここら辺の解釈はいかようにもできそうですが、どうせなら石長姫・綿月姉妹・輝夜を同列に扱うのがもっとも真っ当なのでしょう。
というのも、原作の竹取物語のエピソードが色々生かせそうだからです。
・妹紅が石長姫に会いに行くという話はどうなったのか?
これがある意味儚月抄最大の問題。いずれ別エピソードが公式に来そう。
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