2010/07/23

てゐ「ようやく『東方儚月抄 ~ 月のイナバと地上の因幡』の下巻が発売されたね。
長きに渡る美しき幻想の戦いに終止符が……」
うどんげ「ちょっとあんた、どこ乗ってるのよ!」

てゐ「外の世界では色々騒がれたらしいけど、終わってみれば良かったんじゃないの? フカヒレ美味しいし」
うどんげ「姫の顔の上に乗るんじゃなーい! それに後ろの写真はどう見てもフカヒレと一緒に食べられるところだし!」

てゐ「ほら、儚月抄は踏み絵だって言うし……」
ズガーン! (稲妻が走るエフェクト)
うどんげ「また寝た子を起こすような危ないセリフを……
この単行本で初めて儚月抄を知る人だっているんだから」
てゐ「いるのかな」
うどんげ「う、言われると自信ない……」

てゐ「それにほら、最後の最後で美味しいところを持っていくのは私と鈴仙だよ?
あの人とかあの人とか足元の人とか、みんなボロボロにされてく中で
私達は大勝利」
うどんげ「そ、そう言われると、私とてゐが勝利者のような気がしてきた」
てゐ「そうそう。だからバーンと踏みつけちゃえ」
うどんげ「いやいや、だからそこどきなさいよ!」
てゐ「あと、ブログのこの写真のピントがあってないよ」
うどんげ「私の能力でそう見えるだけ」
てゐ「……」
うどんげ「とにかく姫の顔の上から移動しなさい」
てゐ「仕方ない。移動するよ? せーの」

てゐ「よっと」
うどんげ「えええええええ」
てゐ「最後に笑うのは一人」
うどんげ「ってか待て! 色々とおかしいって!」
てゐ「これで儚月抄の真の勝者がはっきりと……」
ピシピシ (上方から不吉な音)

てゐ「ん?」
ドシャーン

てゐ「うわっと 危ない危ない。
でも自分が作った落とし穴に自分で落ちるなんてことは……」
ピシピシピシ

てゐ「……何度もあった気がした」
・
・
・
うどんげ「ねえ、てゐ」
てゐ「なに? 鈴仙」
うどんげ「結局、儚月抄の勝者は誰だったのよ」
てゐ「んーと、そうだねえ」

てゐ「……」
うどんげ「……」
てゐ「………………」
うどんげ「………………」
てゐ「まだだ! 儚月抄はまだ終わらんよ!」
うどんげ「それがオチかい!」
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